[スポーツ障害とその対策] シーバー病についてと予防法

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スポーツをしているお子さんでかかとが痛くなることはありませんか?
もしかしたらそれは成長期によくみられるスポーツ障害の1つであるシーバー病(かかと痛)かもしれません。
そこで名古屋グランパスでのトレーナーの経験をもつ瀧圭介氏にお聞きしました。

 シーバー病(かかと痛)とは

正式名称を踵骨骨端症(しょうこつこったんしょう)といい、成長期の子どもたちに多く見られる症状で、かかとの軽い腫れや圧痛(押すと痛い)、歩行時痛があります。
なぜそのようなことがおこるのかというと、成長期の子どもの弱いかかとの骨がスポーツなどで負荷がかかり、かかとの骨に血流障害が起こってしまうためです。そのため、早期発見・早期治療、ストレッチや運動負荷のコントロールが必要となります。
痛みを我慢して練習を続けると治癒までに時間がかかり、かばってプレーすることで技術の上達が遅れることも。
スポーツ障害=オーバーユース(やりすぎ)はすぐには治らないので注意が必要です。

 シーバー病(かかと痛)のためのストレッチ

足の裏やふくらはぎの筋肉が硬くなると、かかとの骨が引っ張られてしまうので、そこをしっかりとほぐして予防しましょう!