新しい年を迎える準備として

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 2017年も残りわずか

2017年も残りわずか。みなさんにとって2017年はどんな年でしたか?
良い年だった人もイマイチな年だった人も、2018年が良い年になるように新しい年を迎える準備をしましょう!

 まずはじめに「煤払い(すすはらい)」を

「煤払い(すすはらい)」は正月に年神様を迎えるために、1年の汚れを落とす大切な行事です。
煤払いは平安時代から行われていたと言われており、いわゆる大掃除以上に年間の厄を取りはらう重要な行事でした。
伝統的には12月13日が煤払いの日とされており、この日は正月を迎えるための準備を開始する神聖な日であるそうです。

 門松を立てよう

お正月になるとよく見かける門松。門松は、新年に年神様が降りてくるときの目印とされています。玄関前に左右に飾り、向かって左側を雄松、右側を雌松と呼びます。
門松を立てる時期ですが、昔は煤払いが行われる12月13日以降に立てられていました。
現代ではクリスマス以降に飾られることが多くなっているようです。
ですが、29日に立てるのを「苦立て」31日に立てるのを「一夜飾り」といって敬遠されているので注意しましょう!

 しめ飾りを飾ろう

しめ飾りは、年神様を迎えるために清められた場所であるということを示すものです。
また、玄関に飾ることで災いが外から入ってくる事を防ぐといわれています。
しめ縄を飾る時期として特に多いのが、クリスマスの終わった26日から28日頃。
門松と同様に、29日は9が苦となり縁起が悪いとされ、31日に飾るのも「一夜飾り」といって敬遠されています。
清浄な場所を示すものですから、できれば大掃除が終わった時期に飾りたいですね。

 鏡餅を飾ろう

鏡餅とは、お餅を神仏に供える正月飾り(床飾り)です。
昔からお餅は神様に捧げる神聖な食べものとして、神事や祭事には欠かせないものとされていました。
鏡餅の飾りには、それぞれにきちんと意味がある事をご存知でしょうか。
飾る時期ですが、8という数字が末広がりで縁起がよいとされているため、一般的には12月28日に飾る家庭が多いようです。
また、鏡餅を下げる「鏡開き」の日には、1月11日がゾロ目で縁起が良いとされています。

 2018年も良い年になりますように!!

最後になりましたが、今年一年のご愛顧に感謝を申し上げますとともに、皆様のご多幸をお祈りいたします。新年も変わらぬご愛顧のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。